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今日で2008年上半期が終了致しましたので、
ささっと上半期のIPO市場を振り返ってみたいと
思います。
この上半期、特に4~6月にかけて新規上場
企業数は激減しました。一ヶ月に一社のペースでしか
上場しませんでしたからね。
ちなみに昨年は上半期で73社上場しましたが、
今年の上半期はなんと24社と約1/3の水準まで
減少してしまっています。
また昨年の上半期はユー・エス・ジェイや八千代銀行、
アートネイチャーなどの大型上場が多数ありましたが、
今年はセブン銀行とモリモト位しかありませんでした。
セカンダリーマーケットも長続きしない銘柄が多く、
すぐに投資家の資金は流出している感じで、
現在の不安定なマーケットを象徴しているかの様ですね。
下半期もしばらくはこの様な展開が続くと思われますが、
長期で見ればリターンを得ることの出来る銘柄もひそんで
いる可能性があることから丹念に引き続き銘柄調査して
いきたいと考えています。
サッカーのワールドカップ(W杯)最終予選の組み合わせが
決定致しました!
日本はオーストラリア、バーレーン、ウズベキスタン、カタール
と同じグループAに入りました。
ちなみにグループ分けは以下の通りとなっています。
●グループA
オーストラリア
日本
バーレーン
ウズベキスタン
カタール
●グループB
韓国
イラン
サウジアラビア
北朝鮮
UAE
各グループの上位2位までに入れば、ワールドカップ出場権を
得ることが出来ます。仮に日本がグループAで3位となると、
グループBの3位とホームアンドアウェーで2試合戦って
勝ち残り、その後オセアニア地区1位とプレーオフで戦って
勝たなければワールドカップへ進むことが出来ません。
よってスムーズに勝ち進み、2位以内に入って欲しいですね~。
新規公開株では即金規制たる規制が存在します。
(知っている人が多いと思いますが、今回は初心者
向けに解説致します)
即金規制とは新規公開株で上場初日に初値が
付かなかった時にこの規制がかけられます。
従来、株式を買い付けると4営業日目に
買付代金が決済されますが、この規制が
かけられると買付代金以上の現金残高を
口座に用意しなければならず、決済も
買付した後に即日なされることとなります。
で、私はいつも思うのは買う人が即日
決済されているならば、売った人への
受渡しするお金の決済も即日して欲しい
なぁ~と思います。
(決済システム上の問題で不可能なの
でしょうが、どうせならすぐ欲しいですよね!?)
公募価格が18万円なので市場からの調達額は約10億円。
公募価格18万円でのPERは23.5倍。
今日、初値が30万円を付け、34万5千円で引けました。
出来高は21,344株と公開株数6,100株に対して
3回転ちょっとしています。ベンチャーキャピタルが売却したか
どうかは分からないのでなんとも言えませんが、出来高を
伴って売買の回転が効いているので、なかなか良い状態
だと思います。
個人的に初値は40万円前後までいくのではないかなぁ~、
と思っていたので初値には意外感を少し感じました。
(今朝9時前の時点では、今日初値が30万円位で
付きそうなことは板の状況を見ていたので分かりましたが)
明日の前場スタート時は堅調に株価が推移する様な
気がします、たぶん・・・。
本日、スルガコーポが民事再生手続き開始の申立て
をしました。
http://www.suruga.com/ir/pdf/suruga_news20080624_01.pdf
明日、不動産関連株の株価に影響が出て来る可能性が
ありますね。
株主構成を見ると
●中川 博司
5,822株
●中川 賢司
4,645株
●イナリサーチ従業員持株会
2,736株
●八十二3号投資事業有限責任組合
2,000株
●杏林製薬㈱
1,530株
●田辺三菱製薬㈱
1,350株
●ジャフコ・ジー九(ビー)号投資事業有限責任組合
1,070株
●ジャフコ・ジー九(エー)号投資事業有限責任組合
930株
●日本チバガイギー㈱
900株
といった構成になっています。
上記の中では従業員持株会及びジャフコ(両方)、
日本チバガイギー㈱にはロックアップがかかっていないため、
特にジャフコは売り圧力となる可能性がありますね。
イナリサーチの平成18年3月期と平成19年3月期の
四半期ごとの売上実績明細は以下の通りとなっています。
目論見書にここまで公開している企業は多くないんですよ~。
個人的には好感が持てますが、企業側としては第1~3
四半期までは通期売上業績予想に対する進捗度が悪くても
心配しないで!といったメッセージが込められているのでしょうね
売上高
(千円)
平成18年3月期 平成19年3月期
第1四半期 350,894 423,414
(15.3%) (16.7%)
第2四半期 459,630 607,233
(20.1%) (24.0%)
第3四半期 395,271 461,725
(17.3%) (18.2%)
第4四半期 1,085,062 1,042,970
(47.4%) (41.1%)
例年第4四半期に通期売上の40~50%が計上されているのが
特徴です。これは製薬会社の予算執行及び次年度予算計上等の
都合があるためとのことです。
また、大手医薬品開発企業への売上依存度が高く
前期(平成19年3月)の売上実績では
●武田薬品工業㈱
13.4%
●参天製薬㈱
10.8%
●塩野義製薬㈱
5.3%
●アステラス製薬㈱
3.4%
と特定の得意先企業に偏っている傾向があることも
特徴的です。
イナリサーチの手掛ける事業を調べてみました。
医薬品の開発工程
●基礎研究(2~3年)
医薬品候補物質の探索・創製
●非臨床試験(3~5年)
実験動物、細胞による安全性、有効性の確認
●臨床試験(3~7年)
人での安全性、有効性の評価
●承認審査(1~2年)
審査、承認、薬価基準、収載
といった流れで進んでおり、イナリサーチは第2番目の
工程における試験を医薬品開発企業から受託しています。
この事業を営む医薬品非臨床試験事業は前期の総売上に
対して88%を占め、利益面ではその他事業が営業損失を
出していることから、イナリサーチの主力事業となっています。
ちなみに、この非臨床試験を展開している企業としては
5本指に入る企業であるとIR担当者は話されていました。
今日、来週上場する「イナリサーチ」の目論見書を
ささっと見て気がついたことがあります。
「イナリサーチは企業情報開示に関して、
まずまず良い企業だなぁ~と思いました。」
100点満点で言えば80~90点位のイメージの
企業です。
理由は
①事業別売上及び営業利益額が開示されている
②事業毎の従業員数が開示されている
③国別売上及び営業利益額が開示されている
④主要得意先売上金額及び売上全体に対する
割合が開示されている
⑤主力事業の売上推移が四半期毎開示されている
(第4四半期に売上が偏っている)
以上の事柄以外にも商品特徴についてやリスク開示が
比較的他社より詳細に明記されています。これらの項目が
開示されているものを見ても、「普通じゃん」って思いがち
ですが、これだけ開示されている新規公開企業は意外に
多くないんですよ~。
以上の事柄より、「イナリサーチ」はなかなか情報開示に
積極的な企業だなぁ~と感じました。
逆にあまり良くないなぁ~と最近、感じた企業は
「プライムワークス」です。
事業毎の売上は明記されているものの、営業利益額が
開示されておらず、一体どの事業がどれだけ収益を
上げているのかが分からず、将来性を調査しにくい
状況でした。またブックサーフィンという技術をセルシスと
共同開発していると目論見書に書かれていますが、
正確にはセルシスがブックサーフィンを開発、特許を
保有しており、プライムワークスがセルシスと連携して
ソフトバンクモバイルのキャリアにブックサーフィンの
技術をカスタマイズし、納品しているというのが
的確な表現です。目論見書を見る限り誤解をまねき
易いというか、ちょっと意図的に誇大表現している様に
感じてしまいます。
こんな観点から目論見書を比較して読んでみると
面白いと思いますヨ!
昨日(6月11日)のエンジュク・小谷野さんの
メルマガをご覧になられました!?
ちなみに内容は以下を参照下さい。
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株式会社オプトの鉢嶺代表取締役会長の役職に『CVO』
というタイトルがついています( 0Д0)
注)講演者の方は、鉢嶺代表取締役会長CVO
ではありません。
CEOやCOOは良く見かけるのですが、
CVOという役職はあまり聞きなれていない単語ですよね。
実は、CVOは、「Chife Visionary Officer」の略語で、
日本語では「最高 ヴィジョン 責任者」といいます。
CEOよりも上の役職に位置し、企業の将来を考えた戦略や
方針の最高責任者です。まさに企業の将来がCVOの肩に
かかっているといっても良いかもしれません(≧∀≦)
それでは、ここで問題です!
『CIRO』とは、どんな役職の略語でしょうか?
チック、タック。
チック、タック。
答えは!「Chife IR Officer(最高IR責任者)」です。
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以上、エンジュクのメルマガより抜粋
この『CIRO』って初めて見たので、私は最初、なんとなく
『シロー!?』と思ってしまいました(笑)。
今までいろいろなIR担当者の方と話してきましたが、
この様な肩書きを持った人は見たことがありません。
(この様な役職が存在するのはある程度の規模の
企業だと思います)
まぁ、私が話しを聞く人は新興企業のIR担当者が
多いので当然の結果なのかもしれません。
今後、IRの存在感が高まれば、よりCIROが
普及していくのでしょうね。
小谷野さん、勉強になりました!!